【リフォーム関連】金属屋根 カバー工法について 費用を左右する要因
費用に特に影響を与える3つの要因
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1つ目 屋根の形状と面積
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屋根の形は、四角いシンプルな形もあれば、複雑に入り組んだ形もあります。屋根の面積も、小さな家もあれば、大きな家もあります。これらの「形」と「広さ」は、カバー工法の費用に直接影響します。
屋根の形状: 屋根の形が複雑になればなるほど、特別な加工が必要になったりする部分が増えます。そのため、手間がかかり、工事費用も高くなる傾向があります。例えば、屋根にたくさんの谷があったり、丸みを帯びた部分があったりする場合などが挙げられます。
屋根の面積: 当然のことながら、屋根の面積が広ければ広いほど、使用する屋根材の量も増えますし、工事にかかる時間も長くなります。そのため、屋根の面積が広いほど、工事費用は高くなります。
ご自身の家の屋根がどのような形をしていて、どれくらいの広さがあるのかを把握しておくことは、費用相場を考える上で最初のステップとなります。
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2つ目 使用する屋根材の種類とグレード
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新しい屋根材には、様々な種類があり、それぞれ特徴や価格が異なります。代表的なものとしては、ガルバリウム鋼板、アルミニウム、ステンレスなどがあります。
また、同じ種類の屋根材でも、厚さや表面の加工、断熱材の有無などによってグレードが分かれており、価格も変動します。
屋根材の種類⇒ 一般的に、ガルバリウム鋼板は比較的安価で耐久性も高いため、カバー工法でよく選ばれる屋根材の一つです。
アルミニウム⇒サビに強く軽量ですが、ガルバリウム鋼板よりも高価になる傾向があります。
ステンレス⇒非常に耐久性が高いですが、最も高価な屋根材の一つです。
どの種類の屋根材を、どのグレードで選ぶかによって、カバー工法の費用は大きく左右されます。業者と相談しながら、ご自身の予算や希望に合った屋根材を選ぶことが大切です。
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3つ目 下地処理の必要性と範囲
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カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事ですが、既存の屋根の状態によっては、そのまま新しい屋根材を被せることができない場合があります。
例えば、既存の屋根材がサビが進んで傷んでいたり、雨漏りによって下地が腐食していたりするようなケースです。
このような場合、新しい屋根材を取り付ける前に、傷んだ部分の補修や、下地の調整を行う必要があります。
この下地処理の範囲や内容によって、工事の手間や使用する材料が増え、費用も高くなります。
下地補修の必要性: 既存の屋根の状態をしっかりと調査してもらい、下地補修が必要かどうかを判断してもらうことが重要です。もし、下地が傷んでいるのにそのままカバー工法を行ってしまうと、新しい屋根材の耐久性が損なわれたり、雨漏りが再発したりする可能性があります。
下地処理の範囲: 下地補修が必要な場合でも、その範囲によって費用は異なります。一部の補修で済む場合もあれば、広範囲にわたる補修が必要になる場合もあります。
見積もりを依頼する際には、下地調査をしっかりと行ってもらい、下地処理が必要な場合は、その内容と費用について詳しく説明を受けるようにしましょう。
次の章では、業者選びで費用は大きく変わる!失敗しないためのポイントについて詳しく見ていきましょう。
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